何を相続したか、他の相続人に内緒にできる?

相続した財産を内緒にできないかどうか。
実はよく相談いただくことです。

相続した財産を内緒に

相続人の関係性から、相続した財産を内緒にしたいときもあるかもしれません。
・自分が多く相続
・自分に有利な相続
・内緒にしないともめそう
というケースです。

内緒にするのは難しい

相続財産を内緒にできるかどうか。
内緒にするのは難しいと考えておきましょう。
相続は、原則として、家族(相続人)が話し合って合意して決めるものだからです。

相続税の申告書を、しかるべき人が見ればすべてわかってしまいます。
もし、内緒で相続(勝手に持ち去る、隠すなど)をしてしまえば、法的にも問題となることです。

もめそうなら遺言を

もし、もめそうなら、
・遺言をのこす(相続される側)
・遺言を書いてもらう(相続人の側)
ということも考えましょう。

このときも内緒にはできません。
ただ、もめる可能性は減らすことができます。

ただし、遺留分(相続人が相続できる範囲がある)には気をつけましょう。
財産を渡したくない!【遺留分】

 

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