相続したあとの税金を減らすにはどういった方法があるか。
代表的なものをまとめてみました。
節税するには、相続財産を減らす
相続税を減らす、つまり節税するには、相続税の計算方法をまず確認しましょう。
相続税は、
相続財産×率
で計算します。
・相続財産自体を減らす
・相続財産の評価を下げる(同じ1億円でも預金か不動産かで金額は変わります)
・相続財産から引けるものを増やす
といったことで相続財産を減らしましょう。
地道な贈与が節税につながる
相続財産自体を減らす確実な方法は、贈与=あげることです。
ただし、あげた場合、受け取ったほうに贈与税という税金がかかります。
ただ、年間110万円までなら、税金はかかりません。
これを利用して、たとえば、相続人2人へ110万円ずつで220万円。
10年続ければ、2200万円の相続財産を減らせます。
ただし、
・毎年贈与し、契約書が必要
・振込で証拠を残す
・相続より3年前以降の贈与は相続税がかかる
ということに気をつけましょう。
相続税の節税アイデアとおすすめ度
毎年の贈与以外の節税アイデアとおすすめ度を3段階でまとめてみました。
・財産のリストをつくっておく(もれをなくす)☆☆☆
・適正な遺言を書く ☆☆☆
・生命保険に入る ☆☆☆
・(事業をしている場合)死亡退職金、弔慰金を出す ☆☆☆
・家族で話し合っておく ☆☆☆
・養子 ☆☆
・不動産を貸す ☆☆
・墓や仏壇を買っておく ☆☆
・家に相続人が住むようにする ☆☆
・(事業をしている場合)事業承継税制を使う ☆☆
・住宅資金をあげる ☆☆
・教育資金をあげる ☆☆
・相続後土地を分割 ☆☆
・結婚、子育て資金をあげる ☆
・配偶者へ家をあげる ☆
・孫へ財産をあげる ☆
・相続精算時課税制度 ☆
詳しくは、記事で随時書いていきます。