被相続人とは、誰のことか。相続人とは?についてまとめてみました。
被相続人=ひそうぞくにん
「被相続人(ひそうぞくにん)」という言葉は、言いにくいものです。
(私そう感じます)
相続でよく出てくる用語なのですが、税理士である私は、使いません。
伝わりにくいからです
被相続人とは、亡くなった方
被相続人とは、相続される方、亡くなった方。
お亡くなりになった方という表現もします。
「被相続人」になじみがなければ(なじみがないことのほうが多いかと思います)、相続税・相続の手続きのときに幾度となく出てくる「被相続人」を頭の中で書き換えましょう。
相続人とは、相続する方
一方、「相続人」とは、相続する方です。
相続人は、遺族、家族という言い方もしますが、相続人のままでも伝わりやすいかと思います。
相続人となりうるのは、原則として、
・配偶者(夫、妻)
・子
・父母
・兄弟姉妹
です。
もし、子、父母、兄弟姉妹が亡くなっている場合は、
・子→孫
・父母→祖父母
・兄弟姉妹→おい、めい
となります。