相続があったとき、税務署はどのあたりをチェックするか。
ポイントをまとめてみました。
本人の財産がもれていないか
お亡くなりになった本人の財産がもれていないか。
預金、不動産、株などをチェックしています。
税務署では、これらの情報を調べることができますので、もれがあれば、高い確率で発見されるでしょう。
財産がもれないよう、気をつけたいものです。
家族名義の財産がないか
本人以外の家族の名義であっても、実質的に本人の財産であれば、相続税の対象となります。
たとえば、名義は子供でも、本人が預けてきた預金です。
「実際は」誰のものかをチェックしましょう。
預金に大きな動きがないか
預金に大きな動きがあれば、何かを買ったり、誰かにあげたりしている可能性があります。
誰かにあげた場合は、その受け取った人に贈与税がかかりますし、相続の3年前以降であれば、相続税の対象になるのです。
預金通帳を6年分はチェックしておきましょう。
(時効が6年のため)
税理士であれば、かならずチェックします。